岡部理事からの情報です。
第34回日本MRS年次大会
―物質循環に資するマテリアルズイノベーションー
新型コロナウイルス感染症が5類感染症へと移行して以来、日本における産業の活発化は、半導体分野など、多くの分野に現れる兆しを示しています。材料科学は、あらゆる産業分野を支える必須の基盤学術分野であり、材料科学の発展が、量子コンピューティング、半導体デバイス、物質変換、医療、エネルギー、環境などあらゆる分野の発展を支えています。近年のデジタルトランスフォーメーションやグリーントランスフォーメーションの潮流のなかで、新規機能材料の開発と生産した材料を新たに再生利用する物質循環の両輪への貢献が材料科学に期待されています。本会議は、多様な分野の専門家が一堂に会し、我が国の最新の材料科学の研究開発を横断的にかつ深く議論する場とします。講演と討論の中で、マテリアルズイノベーションを創出するための基礎学理を深化させるとともに、物質循環に資する学術の発展と地球規模の課題に貢献する革新的材料・プロセスの創出を導きます。
日時:2024年12月16日(月)~12月18日(水)
場所:横浜市開港記念会館:受付:口頭発表(横浜市中区本町1-6 )
波止場会館:口頭発表 (横浜市中区海岸通1-1)
神奈川県中小企業共済会館:口頭発表(横浜市中区北仲通3-33)
産業貿易センター :受付:ポスター発表・企業展示(横浜市中区山下町2)
主催:日本MRS
シンポジウム (★:国際シンポジウム)
■ 材料の基礎理論とデータサイエンス
A-1革新材料開発のための新アプローチOral Poster
A-2計算機シミュレーションによる先端材料の解析・機能創成Oral Poster
A-3データ・計算駆動/AI・ロボット駆動による材料開発Oral Poster
A-4過酷環境での耐性を追求するセラミックス材料科学 ~先端プロセス・計測技術とDXによる構造・形状・機能設計~Oral
■ 基盤材料創成
B-1日本MRS水素科学技術連携研究会Oral Poster
B-2巨大温度勾配での結晶成長による材料創成と実験・計算融合科学Oral Poster
B-3遷移金属元素を基軸とした物質合成・物性評価・機能開拓の最前線Oral Poster
B-4メタ分布視座に基づくプラズマプロセスイノベーションOral
■ ナノ材料科学と技術
C-1先端プラズマ技術が拓くナノマテリアルズフロンティア ★Oral Poster
C-2ナノカーボンマテリアルの機能と応用Oral
C-3Nano-biotechnologies on Interfaces ★Oral Poster
■ ソフトマテリアルとバイオサイエンス
D-1先導的スマートインターフェースの確立Oral Poster
D-2ソフトマテリアルサイエンスOral Poster
D-3プラズマライフサイエンス ★
■ 先進機能材料
E-1超スマート社会のためのリアルタイムバイオセンシングOral Poster
E-2有機イオントロニクス-持続可能な社会に向けたエネルギー・環境&バイオデバイスの新展開-Oral
E-3イオンビーム技術によるマテリアルイノベーションの躍進 ★Oral Poster
■ 社会と環境
F-1循環型社会実現に向けた水の革新技術Oral
F-2エコものづくりセッションOral Poster
F-3社会実装材料研究シンポジウムOralPoster
F-4持続可能な社会に向けたナノ材料のグリーンプロセッシング ★Oral Poster
■ マテリアルズ・フロンティアS物質循環に資するマテリアルズイノベーション (ポスター)Poster
特別講演
特別講演1
講演日時:
12月16日(月)11:30-12:30
講演題名:
「資源循環経済政策の現状と課題(仮)」
講演者:
梅田 靖 教授(東京大学 大学院工学系研究科 人工物工学研究センター)
特別講演2
講演日時:
12月17日(火)11:30-12:30
講演題名:
「サーキュラーエコノミー実現に向けた現状と課題(仮)」
講演者:
所 千晴 教授(早稲田大学大学院 創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻)
講演会場:
横浜市開港記念会館 講堂
(問い合わせ先)
〒231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通3-35 横浜エクセレントⅢ 4F-D1
FAX:045-263-8539
E-mail: meeting2024@mrs-j.org
日本MRS事務局
第34回日本MRS年次大会案内パンフレット