岡部理事からの情報です。
「マテリアル戦略総合シンポジウム2025」のご案内です。
■開催概要
社会課題が高度化し緊急度が増す中、マテリアルへの期待が高まっています。政府戦略「マテリアル革新力強化戦略」では、マテリアル研究をデータ駆動型へと変革し、イノベーションを加速することが求められています。これに応えるべく文部科学省はマテリアルDXプラットフォームの構築を実施しています。具体的には、先端設備に加えてデータの共用を進めるマテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)、データを管理・活用する基盤を整えるNIMSデータ中核拠点(MDPF)、新しいデータ駆動型研究を牽引するデータ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)という3つの事業を進めています。本シンポジウムでは、これら3つの事業の活動状況を踏まえ、Society 5.0、カーボンニュートラル、国土強靭化、ウェルビーイングなどの実現に、マテリアル革新力強化戦略が果たす役割を俯瞰します。
開催日:2025年1月31日(金)
場所:東京ビッグサイト 会議棟1階 レセプションホール
(東京都江東区有明
https://www.bigsight.jp/visitor/access/ )
※オンライン併用開催
使用言語:英語/日本語
参加費:無料
参加ご希望の場合、以下のURLから事前登録をお願いします。
https://form.qooker.jp/Q/auto/ja/MatISS2025Jp/reg/
※ オンライン聴講の登録は当日まで受付いたします。
※ 現地参加の登録は、2025年1月27日(月)締切
ただし、会場収容人数を越えた場合は、先着順とし事前に締め切ることがあります。現地参加ご希望の場合、早めの登録をお勧めします。
【ダウンロード】
ポスター
登録用紙(メール・FAX送信用)
【共催】
文部科学省 マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)、
文部科学省 データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)、
国立研究開発法人物質・材料機構 データ中核拠点(MDPF)
【後援】内閣府
プログラム
• 【開会挨拶】 10:00-10:10
10:00-10:05 文部科学省
10:05-10:10 宝野 和博(物質・材料研究機構理事長)
• 【 基調講演1 】 10:10-10:40
宅間 裕子(文部科学省研究振興局 参事官 (ナノテクノロジー・物質・材料担当)(併)内閣府科学技術・イノベーション推進事務局参事官)
「マテリアル革新力強化戦略に基づく政府の取組について」
• 【 基調講演2 】 10:40-11:15
吉田 亮(統計数理研究所
マテリアルズインフォマティクス研究推進センター長)
「データ駆動型材料研究におけるデータ基盤の在り方:AI活用の視点から」
• 【 特別講演 】 11:15-11:50
John A. Schlueter(Program Director, DMREF, NSF)
“The Designing Materials to Revolutionize and Engineer Our Future (DMREF) Program at the National Science Foundation (NSF)”
【昼食】11:50-13:10
• 【 Session 1:マテリアルDXプラットフォーム構想の進展】
13:10-14:50
13:10-13:30
戸津 健太郎(東北大学)
「多様なデバイス開発を加速させる加工プロセスデータ収集・利活用の取り組み」
13:30-13:50
馬場 嘉信(名古屋大学)
「名古屋大学ARIMハブ拠点におけるバイオマテリアル・バイオデバイスのデータ駆動型研究開発支援」
13:50-14:10
源 聡(物質・材料研究機構)
「マテリアルDXプラットフォーム連携が切り拓くデータ駆動型材料研究の未来」
14:10-14:30
一杉 太郎(東京大学)
「データ・ロボット駆動科学の世界的動向と将来展望」
14:30-14:50
吉見 享祐(東北大学)
「材料ミクロ組織を取り入れた構造材料研究のためのDXアプローチ」
【コーヒーブレイク】14:50-15:20
• 【 Session 2:マテリアルDXプラットフォームを活用した研究開発の推進】 15:20-16:00
15:20-15:40
赤尾 慎吾(ボールウェーブ株式会社)
「ボールSAWセンサの社会実装、超小型可搬ガスクロマトグラフ」
15:40-16:00
幾原 雄一(東京大学)
「ARIMにおけるエネルギー変換マテリアル領域の取り組み」
【休憩】16:00-16:10
• 【 Session 3: データ駆動で加速するマテリアルイノベーション 】 16:10-17:10
16:10-16:30
奥野 好成(株式会社レゾナック)
「レゾナックでのデータ駆動型材料開発DXの取組み紹介とマテリアルDXプラットフォームへの期待」
16:30-16:50
宇治原 徹(株式会社UJ-Crystal, 名古屋大学)
「SiC溶液成長法における機械学習技術とその応用」
16:50-17:10
藤井 幹也(奈良先端科学技術大学院大学)
「デジタル技術によるクローズドループを用いた材料設計とプロセス開発」
• 【閉会挨拶】 17:10-17:15
栗原 和枝(文部科学省 データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト プログラムディレクター)
マテリアル戦略総合シンポジウム2025ポスター