長崎県壱岐市で第31回傾斜機能材料シンポジウム(10/27-28)が開催されます!

長崎県壱岐市で第31回傾斜機能材料シンポジウムが開催されます(添付ファイル参照)。今回の会場となる壱岐市は2018年にSDGs未来都市・同モデル事業に選定されており、2030年の壱岐市のあるべき姿の実現に傾斜機能材料のコンセプトが少しでも貢献できればと考えております。

日時:2022年10月27日(木)~28日(金)

場所:壱岐文化ホール(長崎県壱岐市郷ノ浦町本村触445番地)

主催:傾斜機能材料研究会

共催: 航空宇宙技術振興財団(JAST)、物質・材料研究機構(NIMS)

傾斜機能材料は、スペースプレーンの機能特性を飛躍的に向上させるため、わが国で発明された新しい科学技術コンセプトです。耐熱耐食性に優れるセラミックス部材と、機械的特性に優れる金属部材の間に、組成や組織が連続的に変化する傾斜構造を導入し、熱応力破壊の抑制と長寿命化を達成しました。この考え方は、他の産業分野にも波及し、切削ツールや光伝送ケーブルをはじめ、生体インプラントやエネルギー変換など、材料と構造を傾斜制御による、様々な高機能化が実現されました。台頭する3次元積層造形もプロセス技術として包含し、材料と構造の空間的な傾斜も制御され、さらなる高次機能の出現が期待されています。

壱岐文化ホールの外観です。

http://iki-bunkahall.com/