⽇本学術会議公開シンポジウム 「AI導入による有機・高分子化学の10年先の将来展望」
岡部理事からの情報です。
「⽇本学術会議公開シンポジウム」が10月に開催されます。
「AI導入による有機・高分子化学の10年先の将来展望」
AI導⼊による有機・⾼分⼦化学の10年先の将来展望 近年、あらゆる分野でAI利⽤への関⼼が急速に高まり、有機・⾼分⼦化学の分野も例外ではない。ビッグデータを活⽤したターゲット分⼦・材料の選定・設計、合成経路の探索、構造・物性 の予測、プロセス管理の改善など、AIの応⽤範囲は広がり続けている。我が国が有機・⾼分⼦化 学分野で世界をリードし続けるためには、AIの活⽤が必要不可⽋と⾔える。こうした背景を踏まえ、有機・⾼分⼦化学分野におけるAIへの期待と近未来像を展望するため、合同で公開シンポジ ウム「AI導⼊による有機・⾼分⼦化学の10年先の将来展望」を開催する。本シンポジウムでは、 アカデミアだけでなく産業界の研究者、政策関係者も登壇し、AI活⽤における課題や可能性につ いて議論する。
⽇時 2025年10⽉20⽇(⽉)12:50~17:30
場所 ⽇本学術会議講堂
定員 250名(先着順) どなたでもご参加頂けます。
参加費 無料
公開シンポジウム「AI導入による有機・高分子化学の10年先の将来展望」
参加登録フォームへのリンク
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScvfuyzuQ0xHtJtuFK01ucep4LEyhH_6BaT_04iEsczstqUwQ/viewform
趣旨説明(12:50〜13:00) ⽯原 ⼀彰(名古屋⼤学)
第1部:講演(13:00〜14:30)
『AIが描く材料開発の新たな姿』 武⽥ 征⼠(⽇本IBM株式会社東京基礎研究所)
『AIと化学者の“ひらめき”が共鳴する有機化学の未来』 ⼤嶋 孝志(九州⼤学)
『有機化学はAI技術をどのように使えるのか』 松原 誠⼆郎(京都⼤学)
第2部:講演(14:40〜16:10)
『ポリマーオミクス:データ駆動型⾼分⼦材料研究におけるデータプラットフォーム構築戦略』 吉⽥ 亮(情報・システム研究機構)
『データ駆動⾼分⼦材料開発と”材料+Omics”』 内藤 昌信(物質・材料研究機構/筑波⼤学)
『ビッグデータ駆動によるバイオ⾼分⼦材料の開発』 沼⽥ 圭司(京都⼤学)
第3部:講演(16:20〜16:50)
『研究におけるAI活⽤の期待:次期科学技術・イノベーション基本計画におけるAI for Science推 進の⽅向性』 永澤 剛(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局)
第4部:総合討論(16:55〜17:25)
(パネリスト) 講演者+(モデレーター)栗原 和枝(東北⼤学)
閉会挨拶(17:25〜17:30) 上垣外 正⼰(名古屋⼤学)
主催:⽇本学術会議化学委員会 有機化学分科会、⾼分⼦化学分科会
共催:⽂部科学省 データ創出・活⽤型マテリアル研究プロジェクト事業「バイオ・⾼分⼦ビッグ データ駆動による完全循環型バイオアダプティブ材料の創出」、学術変⾰領域研究(A)「デジタ ル化による⾼度精密有機合成の新展開(デジタル有機合成)」
後援:公益社団法人日本化学会、公益社団法人高分子学会
問合せ:
(名古屋⼤学教授・⽯原 ⼀彰) bunkokagaku(at)gmail.com ((at)を@に変えてください)