「グリーンイノベーション基金事業でのバイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」に係る公募について(予告) ( 公募 | NEDO )
岡部理事よりの情報です。
NEDOでは、グリーンイノベーション基金事業の公募を行っています。グリーンイノベーション基金事業(以下「基金事業」という。)により、NEDOに2兆円の基金を造成し、官民で具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援しています。
近々、「グリーンイノベーション基金事業でのバイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」の公募がありますので、お知らせいたします。
「グリーンイノベーション基金事業でのバイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」に係る公募について(予告) | 公募 | NEDO
https://www.nedo.go.jp/koubo/EF1_100190.html
2020年10月、我が国は「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする目標を掲げました。この目標は、従来の政府方針を大幅に前倒すものであり、並大抵の努力で実現できるものではありません。エネルギー・産業部門の構造転換や、大胆な投資によるイノベーションといった現行の取組を大幅に加速することが必要です。
このため、グリーンイノベーション基金事業(以下「基金事業」という。)により、NEDOに2兆円の基金を造成し、官民で具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援します。
(グリーンイノベーション基金事業の概要)
対象分野・プロジェクト
グリーン成長戦略の実行計画を策定している重点分野において、野心的な2030年目標(性能、コスト、生産性、導入量、CO2削減量等)を目指すプロジェクトを実施。プロジェクトの実施者に選ばれた企業の経営者には、経営課題として取り組むことへのコミットメント求める。
対象事業者
社会実装までを視野に入れた事業であるため企業等が対象。中小・ベンチャー企業の参画も促進、大学・研究機関の参画も想定。
プロジェクト期間
最長10年間。研究開発・実証から社会実装まで長期間にわたる継続的な支援が必要である野心的な取組を支援することに主眼があることから、支援が短期間で十分なプロジェクトは対象外。
プロジェクト規模
従来の研究開発プロジェクトの平均規模(200億円程度)以上が主な対象と設定。ただし、新たな産業を創出する役割等を担う、ベンチャー企業等の活躍が見込まれる場合、この水準を下回る小規模プロジェクトも実施可。
支援スキーム
プロジェクトには国が委託するに足る革新的・基盤的な研究開発要素を含むことが必要。また、プロジェクトの一部として補助事業も実施し、補助率等は取組内容に応じて設定。