シンポジウム 「持続可能性シナリオ研究の未来を考える: 環境経済・政策学における多様なアプロ ーチ (環境経済・政策学会創立30周年記念シンポジウム)」

岡部理事からの情報です。

シンポジウム

「持続可能性シナリオ研究の未来を考える: 環境経済・政策学における多様なアプローチ (環境経済・政策学会創立30周年記念シンポジウム)」

開催内容
日程:2025年12月25日(木)

時間:13:30-16:30

会場:東京大学 本郷キャンパス 山上会館大会議室 または オンライン (ハイブリッド開催)

主催:シナリオに関するシンポジウム企画実行委員会
(杉山昌広(東京大学)、江守正多(東京大学)、増井利彦(大阪大学/国立環境研究所)、亀山康子(東京大学)、高橋潔(国立環境研究所)、藤森真一郎(京都大学)、筒井純一(電力中央研究所))

共催:JST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」
東京大学未来ビジョン研究センター 持続可能な未来のための日本モデル相互比較プラットフォーム(JMIP)研究ユニット
気候変動研究プロジェクト間・シナリオ協力イニシアティブ
国立環境研究所 気候危機対応研究イニシアティブ
環境研究総合推進費 1-2401「1.5℃目標下の二酸化炭素除去の選択肢と含意」
環境経済・政策学会

言語:日本語

定員:会場100名・オンライン1000名 (定員になり次第、受付を終了します)

参加申込:要事前申込(参加費無料) 締切:12月23日(火)正午
参加申込みフォームからお申込みください。

対面(会場) 参加申し込みフォーム
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event_form/21350/

オンライン参加 申込フォーム
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/event_form/21349/

※JST-低炭素社会実現のための社会シナリオ研究事業「カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオ」と東京大学未来ビジョン研究センターは本イベントの情報を提供するため、また、今後の活動についての情報を提供するため、皆様の個人情報を収集させていただいております。この情報はいかなる第三者にも開示いたしません。

開催趣旨

地球環境問題と社会や技術変化の不確実性が増すなか、持続可能な将来像を描くシナリオ研究は政策論議の基盤となっています。2024年9月には国連が「未来に関する会議(Summit of the Future)」を開催しPact for the Futureが採択され、長期的な視点での政策設計や社会のあり方を再考する機運が国際的にも高まっています。環境経済・政策学会においても、学会員が国内外の研究に多く貢献し、また学会でも議論が活発に行われてきました。本シンポジウムは、過去の研究を振り返るとともに、最新の研究動向を俯瞰し、環境経済・政策への活用の道筋を具体的事例とともに議論します。また今後の研究について展望をします

本シンポジウムは環境経済・政策学会創立30周年記念企画の一環として実施されますが、シナリオ研究、低炭素社会(カーボンニュートラル社会)や地球温暖化緩和策に関心のある社会人(ある程度の予備知識のある研究者、企業、行政関
係者)・学生であればどなたでも無料で参加できます。

プログラム (予定)

13:30–13:40
開会・趣旨説明
杉山正和 (東京大学先端科学技術研究センター 所長・教授、JSTシナリオPJ研究代表)

13:40–14:50
セッション1 | シナリオ研究の最前線 (70分)
【モデレーター】
高橋 潔 (国立環境研究所社会システム領域 領域長)
【登壇者】
西浦 理 (国立環境研究所社会システム領域 研究員)
シナリオモデル相互比較プロジェクトの活動と本プロジェクトで定量化された緩和シナリオの紹介

夏 樹娟 (東京大学大気海洋研究所 助教)
持続可能な食の未来―AgMIPの知見と魚食の役割

大橋 春香 (森林総合研究所野生動物研究領域 主任研究員)
気候変動対策と生物多様性保全の交錯点:シナリオ研究が描く課題と展望

14:50–15:00
休憩 (10分)

15:00–16:20
セッション2 | シナリオと環境政策の接合:脱炭素を例に (80分)
【モデレーター】
江守 正多 (東京大学未来ビジョン研究センター 教授)
【登壇者】
後藤 靖博 (経済産業省資源エネルギー庁長官官房総務課戦略企画室長)
第7次エネルギー基本計画及び2040年度エネルギー需給見通しについて

増井 利彦 (大阪大学大学院工学研究科 教授/国立環境研究所社会システム領域 上級主席研究員)
日本の脱炭素シナリオ分析

藤森 真一郎 (京都大学大学院工学研究科 教授)
長期気候緩和目標下でのCDRの役割とグローバル研究の事例紹介

杉山 昌広 (東京大学未来ビジョン研究センター 教授)
政策分析とシナリオ分析の接合に向けて

16:20–16:30

総括・クロージング
亀山 康子 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授、環境経済・政策学会副会長)
筒井 純一 (電力中央研究所 首席研究員)

【総合司会】
マヌエラ・ ハルトヴィッヒ (東京大学未来ビジョン研究センター 特任研究員)

*プログラムは都合により変更になる場合があります。

お問い合わせ
カーボンニュートラル移行の加速に向けた総合知に基づく社会シナリオプロジェクト
cn-scenario-group★g.ecc.u-tokyo.ac.jp
(★→@)