エコマテリアルのトピックス

「エコマテリアル」とひとことで言っても、その研究対象は、金属、動植物、社会システム・・・と多岐にわたります。

当フォーラムは各分野で活躍している会員の皆様が、分野を越えた横断的な情報交換や交流ができることをめざしています。

その試みの一環として、トピックスのページでは、「エコマテリアル」に関連する最新情報や興味深い話題を、各方面のスペシャリストがお知らせします。

みなさまからの話題提供も募集していますので、とっておきの話題、情報がありましたら、ぜひ、ご寄稿下さい。

「平成18年度、環境教育を共同討議するためのラウンドテーブルを開催」

竜王山の自然と地域活動の紹介と、環境教育についての討議を行う。

「ワークショップ開催報告」

「グリーン購入を促進するリサイクル技術及び製品の調査」の第1回ワークショップを開催しました。
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日本金属学会で「ネイチャーテック」セッション開催

Nature Inspired Materials WGメンバーもそろって講演
 9/16-18新潟大学で行われる日本金属学会2006年秋期大会において、17日「ネイチャーテック」と題したセッションが開催されることが決定した。 講演者にネイチャーテック提唱者の石田秀輝東北大学大学院教授、名古屋大学21世紀COE「自然に学ぶ材料プロセシングの創成」代表者の浅井滋生教授の基調講演のほか、 自然に学ぶものづくりを実践する4名の研究者が講演を行う。 ルリスズメダイなどの生体を模倣した構造色制御や自然界の接着に学んだ接合技術など、興味深い話題が並んでいる。
〔文責〕垣澤英樹 (独)物質・材料研究機構 コーティング&複合材料センター

「材料の環境情報指標の国際開発と標準化」第1回国際ワークショップを開催

平成18年8月8日-9日にNEDOグラント「材料の環境情報指標の国際開発と標準化」の第1回国際ワークショップが都市センターホテルで開催されました。
平成18年8月8,9日にNEDOグラント「材料の環境情報指標の国際開発と標準化」の第1回国際ワークショップが都市センターホテルで開催されました。
8日公開プログラムとして、プロジェクトとエコマテリアルチームの紹介、および環境情報に関する招待講演が行われました。基調講演は、神戸山手大学の Karl-HeinzFeuerherd教授による「Targeting Sustainable Development with BASF’s Eco-efficiency Analysis – Concept, Application and Implications」でした。
9日は非公開プログラムとして、指標開発における国際的な意見交換とプロジェクト推進計画の検討が行われました。 日本、ドイツ、中国、アメリカ、英国、韓国の研究者の間で、指標のあり方および内容について基本に立ち返って議論が行われました。
〔文責〕篠原嘉一  (独)物質・材料研究機構 材料ラボ

エコマテリアルフォーラム年会・記念講演会が開催されました。

日本を代表する宗教学、比較文明学の先生をお招きし、日本文明の持続可能性、日本の科学技術のあり方が熱く語られました。
 5月10、11日、日本科学未来館でエコマテリアル フォーラム2006年度年会・記念講演会が開催されました。
 年会では2005年度の事業報告、会計報告が行われ、満場一致で承認されました。また、ワーキンググループの活動、エコマテリアルデータベースの公開、 エコバランス国際会議開催、外部プロジェクトなどの2006年度事業計画および予算案が示され、こちらも満場一致で承認を受けました。
 年会に続いて行われた記念講演会では、「日本文明の持続可能性を問う」というテーマを掲げ、国際日本文化研究センターの山折哲雄名誉教授、 伊東俊太郎東京大学名誉教授、竹内浩文静岡大学助教授を招いて招待講演とパネルディスカッションが行われました。 日本を代表する宗教学、比較文明学の先生方を中心に日本人の自然観、宗教観の切り口から環境問題や日本の科学技術のあり方が熱心に議論されました。
 講演会2日目はフォーラムのワーキンググループ活動紹介のほか、円卓会議「環境教育のあり方について」が催され、 環境教育の現状、問題点、これからの方向性が活発に討論されました。
講演会には1日目82名、2日目51名が参加しました。
〔文責〕垣澤英樹  (独)物質・材料研究機構 コーティング&複合材料センター

「北京五輪での生分解性プラスチック使用に向けた動き」

中国では、生分解性プラスチックの認知度を高めるため北京五輪での採用を働きかけようとする動きがあります。
 昨年開催された愛知万博では、生分解性プラスチックが食器やごみ袋として使用され、閉会後も一部が再利用されるなど、 一般の人々の認知を高めるのに効果があったと言われています。中国でも、生分解性プラスチックの認知度を高めることを目的として、 2008年に開催される北京五輪での生分解性プラスチックの採用を目指した動きが始まっています。
中国政府関係機関などが主体となって10月13日から杭州で開催されるInternational Conference on Technology & Application of Biodegradable/Biobased Plastics は、産官学が生分解性プラスチックの開発と応用を議論する国際会議ですが、この中で、 生分解性プラスチックの北京五輪での採用の可能性を議論するセッションがもたれる予定です。発表要旨の締め切りは6月末となっています。

国際会議の詳細はこちら→  http://www.degradable.org.cn/ICTABP2/en/en.htm

〔文責〕山下宏一  理化学研究所 中央研究所 化学分析チーム

「初の天然プラスチックPHA用商業生産工場建設」

ADM社とメタボリックス社が、年間5万トンのPHA生産能力を持つ工場建設を発表しました。
 Archer Daniels Midland社とMetabolix社は、再生可能な天然ブラスチックPHAの最初の商業的生産工場を北米に建設すると発表しました。 この工場は、当初、年間5万トンの生産能力を持ち、両社が設立する合弁会社に製品を供給するということです。 PHAは、トウモロコシの糖質などの農産原料から発酵技術のみを用いて生産されるプラスチックで、紙コーティング、フィルム、金型成形品など広範囲の用途に利用可能です。 また、生分解性に優れ、高温・低温いずれのコンポストでも分解可能で、さらに海洋などの自然環境中でも分解可能です。

〔文責〕山下宏一  理化学研究所 中央研究所 化学分析チーム

「すごい自然のショールーム開館」

自然の仕組みを低環境負荷技術のヒントに。
 ネイチャーテック研究会は、人間のテクノロジーに応用できる可能性を秘めた自然の「すごさ」を集めたWEBページ「すごい自然のショールーム」を開設しました。 人間の生活をよりよく変える可能性のある自然や生き物の「ふしぎ」や「すごさ」を楽しく紹介することで、子供から大人まで、 自然に興味を持ってもらうことを狙いとしています。従来の自然模倣技術のコレクションだけでなくオリジナリティの高いトピックも多く、研究のヒントにもなりそうです。 データの数やより詳細な研究情報は今後もどんどん追加される予定で、一般向けとしてだけではなく、 研究者の情報集めや分野横断的な交流にも役立つよう発展することが期待されます。
〔文責〕垣澤英樹  (独)物質・材料研究機構 コーティング&複合材料センター

研究室紹介2

「(株)神戸製鋼所 機械研究所 化学環境研究室のご紹介」
 神戸製鋼所は、鉄のほかアルミ銅、機械の事業部門を持っており、さらに特長ある製品を生み出す関連会社も数多く存在します。 私達は、神戸製鋼グループの化学分野の技術を支える専門集団として、機能性素材、プロセス工学、環境浄化に資する技術開発に取り組んでいます。

 連絡先: ㈱神戸製鋼所 機械研究所 化学環境研究室
       〒651-2271  神戸市西区高塚台 1丁目5-5
       Tel: 078-992-5635   Fax: 078-992-5547
       URL: http://www.kobelco.co.jp
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「新刊『環境適合設計ツールの活用入門』のご案内」

製品設計に環境配慮性を如何に取り込むか?
そのための具体的方法が本になりました。

新刊 『環境適合設計ツールの活用入門』
―コアツールLCA,QFDE,TRIZの活用― のご案内

 日科技連出版社より、2006年1月に表記の書籍が刊行されました。エコマテリアルの研究・開発・普及に携わっている皆様方には、 マテリアルからエンドユーザに一段と近づいた製品レベルでの設計に環境配慮性を取り込む手法をご紹介するものです。
【本書の使い方】
・製造業社内での環境適合設計の研修テキスト・実務用手引きに
・大学・大学院での環境適合設計の講義用テキストに
・エコマテリアルの効果的な製品への利用の手掛かりに
【本書の対象読者】
(a) 製造業の実務者:日々の実践に有効
(b) EMS(環境管理システム)の実務者:製品のライフサイクルの管理への橋渡しに有効
(c) 学生:環境適合設計の基礎習得から研究の参考に有効
【本書の特徴】
(1) 実践的:「環境適合設計=従来の設計に対して”環境配慮”という新たなトレードオフの要素が加わった設計」を従来の設計と対比して実践的に詳説
(2) 具体的:概念だけでなく、LCA・QFDE・TRIZという3つのツールを順に利用することで、効果的な設計が行えるよう具体的に作業手順を詳説
(3) 適用事例付き:3つの異なる製品に適用した事例を詳説
ご興味のある方は
日科技連出版社HP →「2006年度刊行図書」→「1月」→「環境適合設計ツールの活用入門」→「詳細」

または、書店にてお尋ね下さい:
坂尾知彦, 増井慶次郎, 笠井肇 著:環境適合設計ツール活用入門-コアツールLCA, QFDE, TRIZの効果的活用方法とその事例, 173 pages, 坂尾知彦 編, 日科技連出版社, 2006, ISBN4-8171-9174-0
〔文責〕坂尾 知彦  ドイツ・ダルムシュタット工科大学 ゲストリサーチャ

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