エコマテリアルのトピックス

「エコマテリアル」とひとことで言っても、その研究対象は、金属、動植物、社会システム・・・と多岐にわたります。

当フォーラムは各分野で活躍している会員の皆様が、分野を越えた横断的な情報交換や交流ができることをめざしています。

その試みの一環として、トピックスのページでは、「エコマテリアル」に関連する最新情報や興味深い話題を、各方面のスペシャリストがお知らせします。

みなさまからの話題提供も募集していますので、とっておきの話題、情報がありましたら、ぜひ、ご寄稿下さい。

都市鉱山メダルがブラジルで報道

都市鉱山メダルがブラジルのテレビで紹介されました。facebookに登録している方は https://www.facebook.com/jornaldaband/videos/774424589428962/

出も見ることができます。

 

なお、この都市鉱山メダルの動きは、オリンピック・パラリンピックだけでなく、先日2月18日の京都市マラソンや北九州市など地域イベントとしても広がってきています。

 

「ものづくり日本大賞」に「廃油を活用した燃料燃焼システム」

岡部理事からの情報です

ものづくりの中核人材らをたたえる「ものづくり日本大賞」表彰式が5日、青森県庁で行われ、廃油を活用した燃料燃焼システムを開発した八戸市の「トヨタカローラ八戸」社長の塚原安雅氏(67)や、大型消波ブロックの製造工程を改良した三沢市の建設業「コウナン」専務の萩野浩司氏(61)ら県内から13人が東北経済産業局長賞に輝いた。 塚原氏らは、環境負荷の少ない「エマルジョン燃料」と呼ばれる新燃料の普及拡大に向け、自社で燃料製造システムを構築。自動車のエンジン廃油を独自技術で乳化処理し、環境汚染物質の低減を実現した点などが認められた。 萩野氏らは、大型消波ブロックを製造する際の新工法を考案。従来は大型クレーンでコンクリートを型枠から引き抜いていたが、独自の油圧ジャッキを使いブロックを持ち上げて型枠から外す工法を考えた。大型クレーンが不要でコスト削減と安全性の向上につながるとして受賞が決まった。 同産業局地域経済部の渡邉善夫次長が一人一人に表彰状を授与。塚原氏は「これからも技術開発に力を入れたい」、萩野氏は「工事のトータルコストを大きく減らすことができる。受賞できてうれしい」とそれぞれ喜びを語った。 塚原氏と萩野氏以外の受賞者は次の通り。(県南関係分、敬称略) ▽エマルジョン燃料燃焼システム=岡部敏弘(21あおもり産業総合支援センター)金滝光太郎(日本乳化剤)石岡寿礼、関橋一弘、早川薫(以上トヨタカローラ八戸) ▽消波ブロック底型枠横引工法=長谷川明(八戸工業大)坂田文雄(阪栄興業)山本和也(西衡器製作所八戸支店)【写真説明】表彰を受けるトヨタカローラ八戸の塚原安雅氏(右)=5日、

青森県庁 <https://news.goo.ne.jp/picture/region/dtohoku-105880883.html>
デーリー東北
(デーリー東北 <https://news.goo.ne.jp/publisher/dtohoku/>)

植物由来のプラスチック、NECが製造効率を向上

木材やわらを原料にしたバイオプラスチックを効率よくつくる方法をNECが開発した。
製造時の二酸化炭素(CO2)排出量はこれまでの約1割で、ノートパソコンなど強度が求め
られる製品にも使えるという。28日から名古屋市で開かれる高分子学会で発表する。
 NECスマートエネルギー研究所主席研究員の位地正年さんらは、多くがゴミになって
いる草や穀物の茎の主成分セルロースと、カシューナッツの殻から取れる油を使ったバ
イオプラを2010年に開発した。ただ、固体を溶かす溶媒を、製造時に大量に高温で蒸留
する必要があり、プラ1キログラム当たり、CO2排出量に換算すると約8キログラム分
のエネルギーが必要だった。
 今回、原料を2段階に分けて反応させ溶媒の量を減らす製造法を開発。CO2排出量を
約9割減らすことができた。ガラス繊維などを足せば、ノートパソコンやモパイル機器
でも使える強度が得られるという。
 位地さんは「将来、量産する際には製造コストを大幅に下げられる可能性がある」と
話している。
(高山裕喜)

朝日新聞デジタル版
2014年5月12日

日立造船がポリ乳酸樹脂事業開始を発表

日立造船(株)と(株)C・P・Rは、ポリ乳酸樹脂に関する開発協定を締結し、将来の市場形成に向けての取り組みを開始しました。
 ポリ乳酸樹脂は植物のデンプンからできるバイオプラスチックであり、使用後も地中で生分解し、炭酸ガスと水になり、地球に還元されます。 更に植物を由来とするものであるため、使用後に燃やしても炭酸ガス排出にカウントされない地球に優しい素材として注目を集めています。 現在、原料の乳酸の供給体制は米国企業が市場を独占していますが、CPR社は、キャッサバ(タピオカイモ)デンプンから乳酸を製造し、 これを化学合成することにより安価なポリ乳酸(生分解性)樹脂を開発しました。日立造船は、CPR社と協力して、 これまでに培った大型プラント建設のノウハウを活かし、実用化・供給体制の確立を目指した取り組みを展開していくとのことです。

〔文責〕山下宏一  理化学研究所 中央研究所 化学分析チーム

NECが金属に匹敵する熱伝導性を実現したバイオプラスチックを開発

日本電気(株)は、植物由来の樹脂を用いてステンレス以上の熱伝導性を実現した高熱伝導性バイオプラスチックを世界に先駆けて開発しました。
NECは、植物由来の樹脂を用いてステンレス以上の熱伝導性を実現し、 電子機器の環境対策と発熱対策の双方に寄与する高熱伝導性バイオプラスチックを世界に先駆けて開発したと発表しました。
 このプラスチックは、トウモロコシなどを原料としたポリ乳酸樹脂に特定の繊維長の炭素繊維と独自に開発した結合剤を添加・混合することによって、 高度な熱伝導性(炭素繊維10%添加でステンレス程度、約30%添加でステンレスの2倍の熱拡散性)と、 金属では劣っていた平面方向への伝熱性を実現しているということです。また、炭素繊維を除く成分は、結合剤も含め大部分が植物由来であり(90%以上)、 優れた環境調和性を実現しており、電子機器の筐体に利用する上で必要な強度特性や成形性も基本実証しているとのことです。 このバイオプラスチックを電子機器の筐体に利用することで、従来は困難であった、局部的な高温化を防ぎながら筐体全体で放熱するという特性を実現でき、 この特性により、今後、より一層の小型・薄型化が進むと予想される電子機器の環境対策と発熱対策の双方を進めることができるとのことです。

〔文責〕山下宏一  理化学研究所

ADM社とメタボリックス社が天然プラスチックPHAの合弁事業会社の名前と商品名を決定

ADM社とメタボリックス社は、PHAの合弁事業会社の名前(テレス)と商品名(ミレル)を発表しました。
2006年4月号のメルマガで、Archer Daniels Midland社とMetabolix社が再生可能な天然ブラスチックPHA の最初の商業的生産工場を北米に建設すると発表したことをお伝えしましたが、この合弁事業会社名がTelles(テレス)、商品名がmirel(ミレル)に決定されました。 現在、同社は生産工場をアイオワ州クリントンに建設しており、2008年に稼動を予定し、年間約5万トンのミレルを生産するということです。 PHAは、トウモロコシの糖質などの農産原料から発酵技術のみを用いて生産されるプラスチックで、紙コーティング、フィルム、金型成形品など広範囲の用途に利用可能です。 また、生分解性に優れ、高温・低温いずれのコンポストでも分解可能で、さらに海洋などの自然環境中でも分解可能です。

〔文責〕山下宏一  理化学研究所

平成19年度地域バイオマス発見活用促進事業

農林水産省が公募中です
 農水省は、「平成19年度地域バイオマス発見活用促進事業」に係る公募を開始しました。
 本事業は、地域における未利用のバイオマスの実地調査を実施し、その調査結果を地域住民に還元するとともに、 地域の未利用のバイオマスの発見及び利活用に向けた普及・啓発
並びに地域における取組の核となる人材の養成を行うことを目的としたものです。
 本事業には、地域事業 と 全国事業があり、地域事業は各農政局ブロックごとに実施されます。 応募資格のあるのは、企業、NPO、公益法人、学校法人、独立行政法人などを含めた民間団体です。

〔文責〕(財) 高知県産業振興センター  研究開発コーディネーター 松崎武彦
[バイオマス通信]2007年4月17日より抜粋
個人ブログ「バイオマス情報-高知」http://blog.livedoor.jp/m1939923/

6/20、21「Fiber Recycling 2007」開催

繊維のリサイクル技術に関する国際会議が京都で開催されます
 6月20日から21日の2日間、京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパスでFirst International Symposium on Fiber Recycling (Fiber Recycling 2007)が開催されます。 Welcome Partyでのリメイク着物のミニファッションショーや会社見学などSocial Programも充実しています。ポスターセッションは現在も講演募集中です。

〔文責〕垣澤英樹  (物質・材料研究機構)

8/3「エコマテリアル応用研究会」開催

青森県の地場産業と密着したリサイクル技術・製品を紹介します
 平成19年8月3日(金)に、青森市で、エコマテリアル応用研究会(主催:21あおもり産業総合支援センター)の講演会が開催されます。
 山本良一東京大学教授による特別講演「物質リスクから見たエコマテリアル」をはじめ、青森県の地場産業と密着したリサイクル技術・製品の紹介があります。

【プログラム】
特別講演「物質リスクから見たエコマテリアル」東京大学教授 山本良一
「建築廃材で作った多機能性を持ったウッドセラミックス」(株)丸勝小野商事 社長 小野智史
「木炭・木酢液の利用現状と課題」(有)佐々木組 相談役 佐々木嘉幸
「オカラセラミックスの遠赤外線効果と水の浄化への応用」太子食品工業(株) 出河秀幸
「リンゴ炭添加用育苗ポットの製作について」青森職業能力開発短期大学校 大川正洋 
「リンゴ搾銃残渣からポリフェノールの利用」青森中央学院大学 中村信吾

申込・問合せ先:21あおもり産業総合支援センター Tel.0177-77-4066  担当 土谷

〔企画〕岡部敏弘  青森県 工業総合研究センター

「分野横断的ナノミクロ構造・機能制御のよる実践的材料開発-エコマテリアル創製と普及に向けてのプランニング・ストラテジー-」

シンポジウム開催報告

1 2 3 4 5 >