Beyond 2020 世界に広げよう都市鉱山開発

エコマテリアル・フォーラム2017年度年会シンポジウム

「Beyond 2020 世界に広げよう都市鉱山開発」

 

主催:エコマテリアル・フォーラム

日時:2017年7月20日(木)10:30~17:00

場所:千代田区立日比谷図書文化館4F スタジオプラス(小ホール)

 

趣旨:

2020東京オリンピックの組織委員会はオリンピックのメダルをリサイクル原料すなわち都市鉱山から作成することを決め、この4月から組織委員会、環境省、NTTdocomo、そして小型家電認定事業者が結集した日本環境衛生センターの4者で「みんなのメダルプロジェクト」をスタートさせ、そこに多くの自治体が参加して携帯電話機や小型家電の回収を進めています。エコマテリアル・フォーラムもこの件に関しては「2020 年東京オリンピック・パラリンピックのメダルに回収金属を活用することについての提案のフィージビリティに関する調査報告」を昨年1月に発表し、また昨年夏には「オリンピックの金銀銅メダルを みんなで回収したリサイクル原料でつくりましょう」のインターネット署名を進めるなど、その実現に尽力してきました。

この都市鉱山メダルは、市民がリサイクルしたものが直接市民の目の前に登場することで、リサイクルをより一層身近に感じさせるもので、オリンピックにとどまらず地方のスポーツイベントなどにも広がりつつあり、リサイクルをより幅広く定着させていく取り組みとして発展していきそうです。

しかし、リサイクルが本当に都市鉱山開発として意味を持っていくには、市民のMOTTAINAIの行為にとどまらず資源と環境を考えた大きな物質循環の取り組みとして発展させていくことが重要です。資源需要の増大の中で資源の採取が与える環境への影響はますます大きくなっていき、使用済み製品はE-wasteとして発展途上国の環境を乱しています。都市鉱山開発はこのような環境への影響を抑えつつ人々が豊かになるために必要な資源を確保していく重要な手段です。しかもこれまでは国内の循環だけを考えればよかった原材料や製品の流れが国際化してきており、広域の視点で都市鉱山開発と物質循環を考えねばならない時代になっています。

欧州では「資源効率」さらには「サーキュラー・エコノミー」というものが打ち出され、このような循環が新たな経済活性をもたらすような試みまで始まっています。世界に先駆けてオリンピックのメダルにリサイクル原料を採用させた日本が、世界に向けて次に何を発信していくのかを、本シンポジウムで想起していただければ幸甚です。

 

 

プログラム:

10:30-10:40 開会あいさつ      フォーラム幹事長 篠原 嘉一
10:40-11:10 会員事業者と連携した「自治会・町内会、区役所、大学における台所油田の取組」

横浜市地球温暖化対策推進協議会 佐藤一子

11:10-11:55 都市鉱山メダルの次に日本が国際循環型社会に向けて発信するもの

NIMS  原田 幸明

11:55-12:55   昼食

12:55-13:25 <エコマテリアル・フォーラム総会>

13:30-14:05 都市鉱山メダルを生み出したサーキュラー・エコノミー型リサイクル

㈱アステック入江 小森 裕司

14:05-14:40 「Out of sight, out of mind」-知らないままにはしておけない-

資源・環境ジャーナリスト 谷口 正次

14:40-15:15 アジアの資源循環の現状と今後の方向性

立命館大 山末 英嗣

15:15-15:25   休憩

15:25-16:00 再生エネルギーの取り組みについて

近畿大  岡部 敏弘

16:00-16:20 WG活動報告:熱電発電研究会

NIMS  磯田 幸宏

16:20-16:40 会員発表:既存技術・素材を用いたエコに資する研究・開発

岩手大  山口 明

16:40-16:45 閉会あいさつ          フォーラム会長 原田 幸明

17:15~  懇親会(PRONT:千代田区立日比谷図書文化館地下)

参加申し込み:エコマテリアル・フォーラムWEB (http://www.ecomaterial.org/)
シンポジウム参加費:無料
資料集代:2,000円
懇親会参加費:3,500円

登録は http://susdi.org/wp/event/page-145/ から

 

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